びばビッチ！【子豚の館】

びばビッチ！【子豚の館】の感想

「びばビッチ！」は、子豚の館からリリースされた新しいフルカラーコミックで、105ページにわたる魅力的なストーリーが展開されます。主人公の葛本は、アラサーのニートという設定で、海でのハプニングによって隠れビッチな看護師見習い・きららと出会います。この出会いが、彼の人生にどんな影響を及ぼすのか、非常に興味深いです。 物語を読み進めていく中で、葛本の心の葛藤がリアルに描かれていて、思わず感情移入してしまいます。「魅力なんてない」と自分を卑下する彼に対し、きららがどのようにアプローチするのかが見どころの一つです。この二人の関係が、どのように進展していくのか、続巻が楽しみになる要素がたくさん詰まっています。 また、描かれるビジュアルも素晴らしく、キャラクターたちの表情や動作が生き生きとしています。特に、きららの明るい性格と葛本の内気な雰囲気の対比が絶妙で、ページをめくる手が止まらなくなります。 おまけのイラスト集や特別版も充実していて、コレクターには嬉しい内容。スカトロ版があるとのことで、ちょっとした刺激が欲しい方にもおすすめです。全体的に、セクシャルな要素がありながらも、キャラクターの心の成長が描かれた作品として、心に残る一冊でした。続編を楽しみにしています。